こんばんは。
生徒の皆様にお知らせです。
発表会のお写真ファイルの最後のページに、みなさんにお手紙とアンケートが入っています。
次回レッスンまでにご記入いただき、提出をお願いいたします。
お手紙にも書きましたが、今月最後のレッスンでは、合い言葉をお願いしています。
なぜか・・・
10月31日はハロウィーン当日です。
子ども達は仮装して「お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!」と近所を回ります。
この辺はそこまでの習慣はありませんが、せっかくですから、ピアノ教室ですが便乗して、今月最後の週のレッスンには、合い言葉を言ってくれるとお菓子が出ます。
いつもレッスン後のご褒美のアメちゃんも定着してきました。
疲れた脳に甘いもの、たまには良いです。
そのかわり、しっかりとお勉強してくださいね。楽譜がしっかりと自分の力で読めて、表現出来るように。
ピアノはある意味自分との戦いです。続けることは皆さん自身の力になります。継続は力なり。
また練習方法ですが、惰性で最初から最後まで弾くのではなく、出来ないところ、弾きにくいところを中心にまず部分的に練習を重ね、少しずつふやしていき、どこからでも弾けるようにすることは皆さんにお伝えしたことがあります。
さて、ピアノを習っていると指を動かすために、ハノンという教材があります。
私たち世代がハノンと聞くと、ピアノを学習すると必ずといっていいほど使っている教材です。当時は16分音符がぎっちりの2オクターヴの繰り返しで始まる教材しかありませんでした。。
しかし今は、簡単になった8分音符の1オクターヴバージョンも出ています。
この本を開くと指の運動がズラッとならんでいますが、ただ機械的に弾くのではつまりません。
一つ一つ脱力した状態で弾けるようにすることはもちろんですが・・・、
まずは音の並びをしっかりと捉えます。
1番のドミファソラソファミ レファソラシラソファ~を例にとります。
ドとミの間にはレがあるので1コ飛ばしなので3度、つぎは隣の音同士なので2度と音の幅(音程)を感じて弾きます。
ピアノではそんなに距離はないのですが、もしピアノの鍵盤のじゅうたんがあったとします。
それぞれの鍵盤の幅が広く20~30cmあったと想像します。
すると音の一つ飛ばしは大変です。きちんと着地するのにも大変になりますし、もっと距離が開けば開くほど慎重に丁寧に的確なジャンプが必要になります。
この練習は、曲の中でも意識して出来るようになります。
するとどうでしょう。
今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。
曲を弾くときには、場面を分けてみたり、どんな和音を使っているのかを考えたり、弾きにくいところを取り出してみたり、その曲の背景、作曲家の生い立ちやその時代について調べてみるとより深く理解でき、面白い表現での演奏が出来るかもしれません。
次回は、調性・・・○長調○短調についてお送りします。