調性について 11/28(水)

2018/11/28

こんばんはlaugh

 

今日は調性のお話です。

調性って何か・・・。

よくピアノなどの楽器をお勉強すると、ソナタ□番○長調や○短調などと表記してありますね。

 

その種類は何と24種類あります。

 

エッと驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

ソラシドレミファ#️⃣ソの音階をト長調といい、#️⃣が一つ付きます。

 

ハ長調は純白のイメージ、ト長調はウキウキする踊り感覚で、へ長調は田園や田舎のイメージなどと調性によって使い分けて作曲していると先生から教わりました。

 

人によってイメージは違うかもしれませんが、こんな考え方もあると思っていただければと思います。

 

ちなみに、ベートーヴェンの交響曲「田園」はへ長調です。

 

 

小学校の音楽室にはたくさんの音楽家のお顔が飾られています。

 

その中には、音楽の父バッハ先生がいると思います。

 

バッハ先生は、その24種類の調性を駆使して全てプレリュードとフーガを書き上げました。

 

その作品は平均律クラヴィーア曲集です。

 

現在、この教材は音大音高受験の課題に入っています。

 

後の作曲家の先生は、この作品をお手本にして様々な作品を書きました。

 

ショパンは触発されプレリュードを24曲書いています。

 

その中の7番は某胃腸薬のCM でおなじみの曲。そして15番は雨だれ。どちらもとても有名ですね。8番も2、30年前ある車のCM で使われていました。

 

雨だれは病で大変な中、大きな館で一人でいて寂しくて書いたそうです。

 

きっと寂しくて、そして死の恐怖と戦いながら書いたのかもしれません。

 

雨だれの中間部はフラットが5個の変イ長調でしたが、中間部はシャープが4個の嬰ハ短調です。恐怖が押し寄せてくる感じが私はしました。

 

このように、調性は様々な性格を持って私たちの身の回りの曲は出来ています。

 

 

もし気になる曲がありましたら、何調かを調べてみるのも一興かと思います。