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ピアノってピアニストは大体暗譜して弾いていますね。
これっていつからかご存知ですか?
実は、フランツ=リストが最初と言われています。
リスト(1811.10.22〜1886.7.31)はハンガリー出身のピアニストで、ピアノの魔術師と言われています。「愛の夢第3番」「ハンガリーラプソディ(狂詩曲)」「ラ・カンパネラ」などを作曲しています。
「ラ・カンパネラ」は、当時パガニーニという悪魔に魂を売り渡したといわれるほどのヴァイオリンの名手がいました。その演奏を聴き、作曲したものです。
ラフマニノフ、ブラームス、シューマンなどが、その演奏を聴き感銘を受け、モチーフを展開させています。機会があったら、お聴きください。
また、リストは1823年にコンサートをした時ベートーヴェンに会うことができ、賞賛されています。
このリストは、今で言うジャニーズのような存在で、若い女の子にモテモテ(今は死語かも💦)だったとか。
ショパン(1810.3.1〜1849.10.17)とは初めは良いお友達でした。でも草食系男子と肉食系男子、演奏も全く違うタイプでしたが、お互いに認め合うライバルだったのでしょう。
当時は、自作自演が当たり前の時代。今はピアニストが演奏しますが、昔は作曲すると自分で発表していたようです。
よく即興曲ありますよね。それは、聴衆の前で、即興で作ったのでしょう。考えたら、めちゃくちゃ素晴らしいコンサートですね。